倉敷警察署は14日、倉敷市の無職の少女(17)と福山市の無職の少年(17)を強盗致傷の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、2人は共謀して10日午後9時20分ごろから35分ごろまでの間、倉敷市の宿泊施設で岡山市の男性(24)に殴る蹴るなどの暴行を加え、「持っている物を全部出せ」と脅して現金1万1000円と携帯電話など14点、時価合計1万6000円相当を奪った疑いです。
2人はこのあと男性に車を運転させて連れ回しましたが、男性がコンビニで隙をみて助けを求め、店員が110番通報しました。
男性は、胸や顔などに全治10日のけがをしました。
警察の調べに対し、少女は「何も奪っていない」と容疑を否認し、少年は「殴って金を取ったことは間違いない」と概ね容疑を認めているということです。
警察は犯行の動機などについて捜査しています。