岡山・香川の話題のものやスポットを紹介する「いまココ!ナビ」。岡山県矢掛町で、クリームソーダを楽しめるイベントが始まっています。
岡山県矢掛町で開催中の「クリームソーダIN矢掛」は今回で3回目を迎えました。クリームソーダを提供するお店も2024年の18店から27店に増えました。
それでは気になるクリームソーダをいくつかご紹介しましょう!
2重のカシスの共演!大人かわいいクリームソーダ
最初に訪ねたのは「t2Lab.」です。こちらは第1回から参加していて、ユニークなクリームソーダが楽しめるお店です。
(宮川周三リポート)
「丸みのあるグラス、その中に紫色のグラデーション。私の知っているクリームソーダとは全く異なる大人の雰囲気が漂っています」
(t2Lab./筒井隆光オーナー)
「通常のクリームソーダと区別をつけたいという気持ちはあったので、大人かわいいっていうイメージですかね。(アイスクリームは)ヨーグルト風味の中にカシスオレンジのピューレが入ってさっぱりした味わいになっています」
(宮川周三リポート)
「カシスです。さっぱりしていて飲みやすい、そして炭酸もそのあとにシュワっときます。ここからさらに進めていくのはアイスクリーム。こちらもカシス、味がしっかりめについています。濃いアイスクリームのカシス、ソーダのさっぱりしたカシス、2重のカシス、この共演が楽しめます」
また「t2Lab.」の隣の生クレープショップでは、クリームソーダ風のクレープが味わえます。もちもちのクレープ生地でホイップクリームやラムネペースト、バニラアイスなどをたっぷり包んでいます。
ラーメン店が作るカラフルな一杯
(宮川周三リポート)
「湯気が立ち上る店内に突如現れたカラフルな一杯! 最上段には赤いソースがかかったバニラアイス、その下には透明な炭酸、最下層はかなりカラフルになっています」
続いてのお店は矢掛商店街からちょっと離れたラーメン店です。
(一杯のかけや 店主/亀山大勝さん)
「見た目にも楽しく、飲んでもおいしくっていうのがコンセプトで、ちょっとカラフルなイメージで仕上げてみました」
(宮川周三)
「一番気になるのが、カラフルな部分なんですけど」
(一杯のかけや 店主/亀山大勝さん)
「こんにゃくゼリーを使用しております。あと氷に色を付けて名前の通り虹色をイメージしたクリームソーダを作っております」
早速いただきました。
(宮川周三リポート)
「最初に口に飛び込んでくるのはラムネの刺激です。さらに吸っていると、この太いストローの中からこんにゃくゼリーが次々と口の中に飛び込んできます。このラムネの刺激、さらにこんにゃくゼリーのやわらかさ、食感がどんどん変わる面白さがあります」
バニラアイスをグレープフルーツアイスに変更してさわやかさをアップした「爽」もあります。こちらでは両方合わせて1日限定10杯です。
割った時の色味に感動 ファンタスティックな生食パン
次はちょっと変わったクリームソーダを紹介します。伺ったのは、矢掛町で人気のベーカリーです。
(侍が恋するパン屋/宮崎雄介オーナー)
「当店のクリームソーダはこちらになります」
(宮川周三)
「え! パンですよね」
(侍が恋するパン屋/宮崎雄介オーナー)
「はい、パンです。ぜひ、割ってみてください」
(宮川周三)
「割っちゃいますよ。やわらかい。え、水色が出てきて、あ、クリームも入ってる。へー、きれい。白と水色とクリーム色、ファンタスティックな感じがします」
「生食パン」の中にラムネあんとカスタードクリームを入れて、クリームソーダをイメージしています。このパンは1日限定15個です。
(侍が恋するパン屋/宮崎雄介オーナー)
「パンチのあるものを何か作りたいということで、ラムネのあんこをちょうど見つけまして、いろいろ試行錯誤しながらで無事作ることができました。割った時の色味の感動というか、そこを楽しんでいただけたら一番いいかと思います」
(宮川周三リポート)
「思った以上にラムネの味がしっかりしています。そしてパンの甘み、水色のラムネ、さらにはクリーム。口の中で混ざりあって、すごく独特な味わいになっています。クリームソーダーの概念を大胆に解釈して、しっかりとパンの中で表現しています」
「クリームソーダIN矢掛」は6月30日まで開催しています。風情ある矢掛の町で個性豊かなクリームソーダを味わってみてはいかがですか。