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犯罪被害者の支援を考える会「警察や自治体などが連携して切れ目のないサポートを」 岡山市

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 警察や自治体などが連携し、犯罪被害者の支援について考える会が、岡山市で開かれました。

(おかやま被害者支援ネットワーク/加藤裕司 代表)
「『自分が助からない』と思った瞬間があったと思います。その時娘が何を思ったか『お父さん助けて』ともし言ったとすれば、それができなかった自分は本当につらいですよね」

 岡山県警察本部で開かれた総会には、「おかやま被害者支援ネットワーク」に加入している機関や団体の代表者ら約70人が参加しました。

 ネットワークの代表で、講演を行った加藤裕司さんは2011年に岡山市で娘を殺害されました。いまは民間の支援団体で犯罪被害者や家族のサポートに積極的に取り組んでいます。

 このネットワークは、それぞれが互いに連携し、スムーズな被害者支援に取り組むことを目的に1998年に設立されました。

 市町村で加入していたのは岡山市のみでしたが、2025年度、他の全市町村も加入し、複数のサービスを切れ目なく提供することを目指します。

(おかやま被害者支援ネットワーク/加藤裕司 代表)
「どこの機関に相談に行っても同じサービスが受けられる、被害者の方が100%満足とはいかないにしても8割ぐらいの満足度が得られる体制にしたい」

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