岡山市は5日、有機フッ素化合物(PFAS)の暫定指針値が超過している井戸を飲用に使っている世帯を対象に、水道を整備する費用の一部を補助すると発表しました。
暫定指針値はPFASの2つの有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の合算が1リットル当たり50ナノグラムで、これまでの調査で市内にごく少数の世帯の井戸が指針値を超えているということです。こうした世帯が飲用に井戸水を使っていて、他に安全な飲用水を得る手段がない場合、配水管を延長する工事費用の4分の3、上限60万円まで補助するということです。
申請期間は2026年6月までなどとなっています。岡山市環境保全課では、健康不安を払拭してもらうため、対象世帯には個別に案内するとしています。
PFASの暫定指針値が超過している井戸の世帯 水道整備費用を補助へ 岡山市
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