梅雨の時季に備えます。水害の発生時に排水ポンプ車などを操作する訓練が岡山県倉敷市で行われました。
倉敷市を流れる高梁川の河川敷で行われた訓練には、国土交通省の岡山河川事務所や倉敷市消防局の職員、災害時に支援をする地元企業の社員ら約80人が参加しました。
参加者は、大雨による河川の氾濫で住宅地が浸水した場合などに排水ポンプ車で水をくみ上げ、川に流す手順を確認しました。
この排水ポンプ車は、1分間に約30tの水を排出できます。緊急時に迅速な対応ができるよう、参加者はポンプとホースをつなぐ作業や操作盤の扱いを体験しました。
(岡山河川事務所/末永敦 総括保全対策官)
「確実に設置するために手順をしっかり覚えることが大事。要請があった時には迅速に派遣できるように備えたい」