ガラスの表面に模様を施す「切子」の作家で、香川県小豆島に工房を構える石川啓二さん(69)の作品が国際的なデザイン賞で「銀賞」を受賞しました。
赤、青、緑、色とりどりのグラスや皿。切子作家、石川啓二さんの「オリーブの輝き」は、らせん状に伸びる枝や、交互に並ぶ葉などでオリーブの生命力を表現しています。
この作品は5月、イタリア・ミラノで開かれた国際的なデザインアワード、A’DESIGN AWARD&COMPETITIONで食器部門の銀賞を受賞しました。
(小豆島に工房 切子作家/石川啓二さん)
「オリーブっていうのは小豆島の本当に特産品で、それをグラスに込めるっていうのはやっぱりね、自然に思いをはせることができる」
石川さんは2021年に小豆島町西村に工房を開き、徳島県板野町と二拠点で作品づくりに取り組んでいます。このアワードでの入賞は5年連続です。