右と左で全く違うタッチで描かれた動物の顔。描いたのは高松市の双子の兄弟です。
絵は、自閉スペクトラム症で特別支援学校に通う17歳の双子、平田泰一さんと祥大さんの作品です。高松市香西本町のインテリアショールーム「グリュック」で、2人の初めての個展が開かれています。
(記者リポート)
「大きなキャンバスにたくさんの動物が描かれています。左と右で絵のタッチや色使いが違うことが分かります」
3歳ごろから大好きな生き物の絵を描き始めたという2人。
特徴的な丸い目で動物を描く兄の泰一さん、写実的でやさしいタッチが特徴の弟、祥大さん。
全く作風が異なる2人が同じ動物の顔を左右の半分ずつ描いたユニークな「合作」が並びます。
こちらの作品は、2人が幼いころから大好きだという東かがわ市のしろとり動物園に飾られることになりました。動物園の入口の大きな看板をこれから制作することも決まったそうです。
(訪れた人は―)
「色がとてもきれいで、明るくてわくわくするようなそんな気持ちになります」
「孫に見せたいとか、1つ私もかざりたいなと思う。楽しみたい」
「ふたご展~ぼくたちのいろ~」は31日まで開かれています。