6月定例香川県議会が17日、開会し、一般会計補正予算案など8つの議案が提案されました。
一般会計補正予算案には高校の無償化や、県立大学の新設・拡充を検討するための費用などが盛り込まれていて、総額は6億1700万円あまりです。
香川県では大学進学者の8割以上が県外に進学していて、若者の定着や地域産業を担う人材の育成、確保が課題となっています。
このため県は、新しい県立大学を設けたり、高松市牟礼町にある県立保健医療大学を拡充したりすることを検討するための費用として950万円を計上しています。
有識者らで構成する検討委員会を設置するほか、高校生や保護者のニーズを探るアンケート調査も行うとしています。