サッカーJ1、ファジアーノ岡山が7月5日のホーム・広島戦「中国ダービー」で、スタジアムの外で計画していた無料のパブリックビューイングについて、想定を大きく上回る希望者が集まり安全な開催が難しいとして、実施するかどうかを再検討すると発表しました。
広島との「中国ダービー」をより多くの人に楽しんでもらおうと、クラブとして初めてスタジアムの外でのパブリックビューイング実施を発表していました。
クラブによると、収容人数の制限や警備体制の準備などから、参加希望者には事前の来場人数分の整理券取得の協力をお願いしていましたが、発表から短期間で想定を大きく上回る希望者が集まりました。
クラブは受付を一時停止するなど対応していましたが、受付再開後にも多くの希望者が集まり、スタジアム外でのパブリックビューイングを安全に実施することが難しいと判断しました。実施場所やパブリックビューイングをするかも含めて再検討するとしています。
7月5日午後6時55分キックオフの広島戦のホームエリアのチケットは、ファンクラブ会員のみが購入できる先行販売が販売開始から約18分で完売。ビジターエリアのチケットも販売開始から3分で完売となりました。ファンクラブ先行販売でのホームエリアのチケット完売はクラブとして初めてです。
2025年シーズンのファジアーノ岡山のホーム戦は、ここまで販売している12試合全てでホームエリアのチケットが前売り段階で完売しています。