岡山労働局によりますと、求職者1人あたりの求人数を示す2025年5月の有効求人倍率は1.48倍(季節調整値)でした。前の月を0.01ポイント下回り、6カ月ぶりに低下しました。
岡山労働局は「持ち直しの動きにやや弱さがみられる。物価上昇等が雇用に与える影響に留意する必要がある」としています。
産業別の新規求人数は、建設業が前年同期10.9%増、小売業が9.6%増などと増加した一方、宿泊・飲食サービス業が10.1%減、製造業が3.3%減などと減少しました。
全国の有効求人倍率は1.24倍で、中国地方各県の有効求人倍率は、広島1.45倍、山口1.45倍、島根1.40倍、鳥取1.28倍でした。