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「2年後には日本一に」2025年創部の尽誠学園女子硬式野球部 四国交流大会に出場 香川

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 四国の高校の女子硬式野球部4チームによる交流大会が8日、レクザムBP丸亀(香川県丸亀市)で開かれました。

 香川から出場したのは、2025年4月に創部した尽誠学園の女子硬式野球部です。今の3年生は2024年、同好会として活動していました。

(尽誠学園 女子硬式野球部/近藤梨菜 主将[3年])
「先生に誘われて、私も小学校のころから野球をしていたので入りたいと思って入りました」

 県内外で中学生を勧誘した結果、2025年春に21人の1年生が入部。3年生2人、1年生21人で尽誠学園の女子硬式野球部がスタートしました。

(尽誠学園 女子硬式野球部/近藤梨菜 主将[3年])
「(Q.21人も1年生って)結構びっくりしました。みんな明るくて仲がいいです」

(尽誠学園 女子硬式野球部/大元唯愛 選手[1年])
「出身は徳島県です。尽誠学園で1期生というのも大きくて、そこから自分たちで作り上げていきたいと思って入りました」

 四国から4チームが集まって初めて開かれた交流大会。尽誠初戦の相手は、2025年春の選抜大会で全国ベスト4に入った高知中央です。

 試合は1回、尽誠が2番・秦柚季、4番・千葉如乃のヒットなどで1死満塁とすると、5番・森睦稀の内野ゴロを相手のサードが捕球できずに1点を先制。この回は内野ゴロの間にもう1点を追加します。

 尽誠の先発・大元唯愛はストライク先行のテンポのいいピッチングで全国ベスト4の強力打線に向かっていきます。

 しかし、3回に同点とされると、なおもランナー3塁のピンチ。ここで高知中央の4番・西村にセンター前にはじき返され、これが決勝点。勝利することはできませんでしたが強豪相手に確かな手ごたえもつかみました。
【尽誠学園 2-3 高知中央】

(尽誠学園 女子硬式野球部/大元唯愛 選手[1年])
「(高知中央が)レベルの高いチームで緊張したんですけれど、自分のピッチングができてよかった。2年後には日本一を狙っているので、そこまで練習とか試合を重ねて頑張っていこうと思います」

 尽誠は、続く新田(愛媛)との試合は、千葉音佳のタイムリーなどで勝利。
【尽誠学園 3-2 新田(愛媛)】

 初めての四国交流大会は、室戸(高知)も下した高知中央が優勝しました。
【高知中央 7-0 室戸(高知)】

 交流大会に出場した4チームは、67チームが出場する全国高等学校女子硬式野球選手権大会(7月~)に臨みます。

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