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監督と選手の親子で“夢舞台”へ 観音寺一が初の甲子園目指し坂出商と対戦 夏の高校野球・香川大会【甲子園へのキセキ】

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 夏の高校野球・香川大会第一試合は、初の甲子園出場を目指す観音寺一高が坂出商業と対戦。監督と選手の親子が大きな夢へ挑みます。

 観音寺一の白川敬三監督。長男の大晴は、2番センターで出場します。

(観音寺一/白川大晴 選手[3年])
「家でも試合の振り返りとかチームの構成とかを相談したりするんですけど、親子でできるのも最初で最後だと思うので、甲子園に行ってお父さんを優勝させたいです」

 親子で聖地・甲子園へ。

 観一は、2点を追う4回、この回先頭の横内が内野安打で出塁すると、続く白川は送りバントをきっちり決めて、チャンスを広げます。

(観音寺一/白川大晴 選手[3年])
「勝つためには自分が犠牲になってでも勝利につなげればいいと思うんで」

 このあと、4番新延。ライトへのタイムリーを放ち、1点を返します。さらに5番竹林の犠牲フライで同点に追いつきます。

 野球を始めたころから夢見てきた「親子で甲子園」。その夢まで、あと3つ。

 2対2の同点で迎えた8回。この回の先頭は白川。内野安打で出塁します。

 このあと、白川は3塁へ進むと……5番・竹林。タイムリーヒットで白川が勝ち越しのホームを踏みます。

 そして観一、1点リードで迎えた9回、2アウトながら3塁1塁のピンチ。ここをしのぎ切った観一。

 父を甲子園に連れていく……。白川親子の夢はまだ続きます。

【観音寺一 3‐2 坂出商】

(観音寺一/白川大晴 選手[3年])
「絶対甲子園に行って、お父さんを優勝監督にしたいと思います」

(観音寺一/白川敬三 監督)
「この夏に関しては自分の結果よりチームの勝ちやでという話を家ではしているので、彼も良かっただろうし、もう一度次のゲームで挑戦できるというのが本当にありがたいと思っています」

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