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新型コロナで中止となった“夢舞台”「行かせてくれる生徒たちに感謝」 9年ぶり夏の甲子園出場の尽誠を支えるOB【甲子園へのキセキ】

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 5日に開幕した夏の甲子園。11日に初戦を迎える香川代表の尽誠学園には投打の柱に加えて2025年、頼もしい存在が加わりました。

 9年ぶりの夏の甲子園を決めた尽誠学園。チームを引っ張るのは、エースで4番で主将の廣瀬賢汰です。

 香川大会の準々決勝では、春のセンバツに出場した高松商業を相手に完封勝利。

 決勝では、2点を先制された1回。反撃の口火を切るタイムリースリーベースを放つと、投げては、前回王者・英明を相手に9回142球を投げぬき、2失点完投勝利。投打の柱としてチームを甲子園に導きました!

(尽誠学園/廣瀬賢汰 主将)
「一戦一戦しっかり粘り強く、どんな展開になっても一点ずつしっかりこだわって自分たちの野球を貫いて日本一に少しでも近づきたい」

 そんな尽誠学園には2025年から、チームを支えるコーチが1人加わりました。野球部OBの橘孝祐さんです。

 橘さんは高校時代キャッチャーとして活躍し、2020年春のセンバツ出場を決めました。しかし、夢舞台への切符をつかんだ矢先、新型コロナウイルスの影響で春、夏共に甲子園大会は中止となりました。

(尽誠学園/橘 孝祐 コーチ)
「まずは別の立場でも(甲子園に)行かせてくれることに、生徒たちに感謝して、そのうえで借りを返すではないけれども『やってきてくれ』という思いはある」

(尽誠学園/西村 太 監督)
「(Q.橘コーチはどんな存在?)目の前の当たり前のことが当たり前ではないということを一番わかっている頼もしい存在」

 頼もしい存在も加わり、9年ぶりの夏の甲子園出場をつかんだ尽誠学園。初戦は岡山学芸館と同じ大会7日目の8月11日、大阪代表の東大阪大柏原と対戦します。

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