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岡山空襲で焼けたエノキの木に新しい説明看板を設置 戦争の悲惨さを将来に

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 戦争の悲惨さを将来に伝えようと、岡山空襲で焼けたエノキの木に岡山市が新しい説明看板を取り付けました。

 岡山市が説明看板を取り付けたのは、岡山城天守の北側の遊歩道沿いにある2本のエノキです。

 看板には1945年の岡山空襲で市街地の約6割が焼け野原になったこと。岡山城が焼失し近くにあったこのエノキも焼けたことが書かれています。

 戦後80年が経ち、幹の焼けて黒くなった部分は新たな樹皮などで覆われ、一見、戦火に見舞われたようには見えません。

 岡山市は、多くの人に戦争の爪痕を感じてもらい、将来に悲惨さを伝えていきたいとしています。

 2本のエノキは岡山城天守の石垣に迫るほどの高さです。秋に熟す枝先の小さな実が徐々に色付き始めています。

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