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「地獄を再現してはならない」核兵器廃絶・恒久平和に向け被爆者の体験を聞く会 岡山市

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 核兵器廃絶・恒久平和の実現に向けて機運を高めようと、岡山市で被爆者の体験を聞く会が開かれました。

 岡山県内の労働組合などが加盟する「連合岡山」が開いた平和学習会には約200人が参加しました。

 学習会では、岡山県原爆被爆者会の会長で2024年ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の理事でもある廣信靖之さんが被爆体験を語りました。

(広島で被爆した/廣信靖之さん)
「私は1歳4カ月の時、母とともに被爆しています。あの日から一生消えない被爆者の運命を背負うことになったのです。父親は陸軍の兵隊として招集され、広島の軍の施設に勤務しており、原爆により30歳で死亡しています。今も遺骨は見つかっていません」

 廣信さんは、「原爆と同じ地獄を再現してはならない」「核兵器の使用や戦争は容認できない」と若い世代に訴えました。

 学習会の後、参加者は横断幕を掲げて行進し、岡山県庁で平和要請を行いました。

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