巨大地震で信号機が故障したことを想定し岡山県警が手信号による交通規制の訓練を行いました。
信号機の灯りが消え、若手警察官を中心に手信号で車などを誘導しました。南海トラフ地震を想定したこの訓練は岡山県の22の警察署で一斉に行われました。
(訓練の様子)
「止めて!」
途中、救急車が通る場面もありましたが警察官はスムーズに誘導していました。
この訓練は8月30日に始まった岡山県の防災週間に合わせて毎年取り組んでいるものです。警察官は発電機を使って信号機を復旧させる訓練も行いました。
岡山県警によりますと、2024年度、信号機の停電は71件起きていて、そのうち24件で発電機を使って復旧させたということです。
(岡山県警察本部 交通規制課/宮崎満 次長)
「災害発生時、信号機が消えたり道路が冠水したりするようなことがあるかと思います。くれぐれも周囲の安全を確認していただいて、現場の警察官の指示に従って身の安全の確保をお願いいたします」