自民党は総裁選の「前倒し」を巡り意見の集約を進めています。こうした中、自民党岡山県連は4日、前倒しを「求めない」ことを決めました。
(自民党岡山県連/内山登 幹事長)
「岡山県連としては要求すべきでないということで諮りまして、了承してもらったと」
自民党岡山県連は岡山県議会議員25人による常任総務会を開き、総裁選の前倒しの是非について非公開で協議しました。
自民党岡山県連の幹部によりますと、「前倒しすべき」という意見があったものの、「今は優先して取り組むべき政策課題が山積み」「7月の参議院選挙の岡山選挙区で自民党の候補者が当選した」などを踏まえ、党に前倒しを「求めない」ことを決めたということです。
自民党総裁選は衆参の国会議員295人と都道府県連の代表者47人の過半数が賛成すれば前倒しで行われます。
前倒しするかどうかは、8日に結論が出る見通しです。