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岡山・津山市が開校目指す「不登校特例校」国の認可が得られない見込み 申請を取り下げ独自で開校へ

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 岡山県津山市は2026年度の開校を目指す学びの多様化学校について、国の認可が得られない見込みのため、市が独自で開校する方針を明らかにしました。

 津山市は、中学生を対象とした「学びの多様化学校」いわゆる「不登校特例校」を2026年度開校する予定です。

 「不登校特例校」は、学校に行きづらいと感じている小中学生に対して、授業時間の削減や科目の変更など、その実態に合わせた教育を提供するものです。

 市によりますと設置場所は鶴山中学校の予定ですが、文科省の要件では、「不登校特例校」は原則同じ校種の学校の敷地内には設置できないとされています。

 市は国に特例での認可を求めてきましたが認められない可能性が高いとして、2026年度分の申請を取り下げることを決めました。

 認可がない場合、通常の中学校と同じく年間1015時間の授業時間を確保する必要があるということです。それでも市は子どもや保護者のニーズが高いとして、2026年度、市独自で不登校特例校を開校する方針です。

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