美作市議会は、18日、2025年4月1日に設置する学びの多様化学校(不登校特例校)、樸(あらき)学園の運営費、約1100万円を含む新年度の一般会計当初予算を可決した。
学びの多様化学校(不登校特例校)は、文部科学大臣が認めた場合に、実態に配慮した特別の課程を編成して教育を提供するもの。
美作市の樸(あらき)学園は、学校に行きにくさを感じているなどの中学生を対象としていて、美作市立作東中学校の分教室として作東総合支所1階に設置する。市によると、公立では中国地方初。
◆下記のような生徒が対象
・年間30日以上学校を欠席し、不登校又は学校生活への適応が困難となっている生徒
・断続的に欠席又は遅刻や早退を繰り返し、情緒や体調が不安定な生徒
・自立応援室、適応指導教室又はフリースクール等を利用している生徒