香川県琴平町は小学校のプールが老朽化していることから、水泳の授業を町立のスポーツ施設で行い、指導を民間業者に委託する取り組みを始めました。
16日、香川県琴平町の町立スポーツ施設「ヴィスポことひら」にバスでやって来たのは、象郷小学校の3年生16人です。
9月2日から小学校の他、「ヴィスポことひら」の温水プールでも水泳の授業を行っています。
指導しているのは、施設の指定管理者が雇用したインストラクターで、学校の先生はサポート役です。
琴平町は町内の琴平、榎井、象郷の3小学校を4年後に1つに統合します。建設や維持管理のコスト面などから新しい小学校にはプールを造りません。
それぞれの小学校のプールも老朽化が進んでいることから、9月から水泳の授業の民間委託を試験的に行い、課題を探ります。
(児童は―)
「細かいところまで教えてくれるところがいいと思う」
「学校のプールより水がきれいで泳ぎやすかったです」
(琴平町教育委員会/尾﨑純一さん)
「専門的な指導をしていただけるということが1つ大きなメリットだと思う」