四国新幹線の早期実現に向けて自治体や経済団体などで作る団体が行っている署名活動で、5月までに約39万筆が集まったことが分かりました。
四国4県と経済団体などで作る「四国新幹線整備促進期成会」が4日、記者会見を開いて明らかにしたものです。
2024年6月~25年5月までに集まったのは約39万筆で、四国の人だけではなく四国外からも寄せられているということです。
(四国新幹線整備促進期成会/長井啓介 会長)
「39万筆というのは私、ある意味で驚き、本当に喜んでいるところであります。四国だけでない、四国外を含めた輪が広がりつつあるということであり、8月の東京大会に向けてその輪をさらに広げたい」
4県の知事は四国経済の活性化や鉄道の存続、防災面など新幹線導入の意義を訴えました。
(香川県/池田豊人 知事)
「新幹線は国策で進める大プロジェクトです。必要なのは四国の県民の声だと思ってます」
期成会では2025年8月に国に署名を提出予定で、引き続き、紙とWEBでの署名を呼び掛けます。