四国4県などが国に整備を求めている四国新幹線について理解を深めてもらおうとシンポジウムが開かれました。
高松市が開いたシンポジウムで、芝浦工業大学の岩倉成志教授が講演しました。
「四国新幹線」は、1973年に策定された「基本計画」のまま止まっていて、四国4県などは着工を前提とする「整備計画への格上げ」を国に求めています。
岩倉教授は完成すれば、移動時間が大幅に短縮され交流人口が増えると訴えました。
また、建設費のうち沿線の地方自治体が負担するのは実質15パーセントほどであることを説明しました。
(芝浦工業大学/岩倉成志 教授)
「日本で新幹線がないエリアは四国と沖縄だけ。四国をどういう風に維持して発展させて、子どもたちにとっていい未来を築いていくか、議論する余地がある」