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岡山県が2024年度の障害者・高齢者施設従事者による虐待状況を公表 虐待認定件数が前年度から減少

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 岡山県が2024年度の障害者・高齢者福祉施設で働く人による虐待状況を公表し、どちらの施設でも虐待と認定した件数は2023年度より減りました。

 岡山県の指導監査課がまとめたものです。
 それによりますと、2024年度の岡山県の全ての障害者福祉施設のうち、施設で働く人による入所者などへの虐待は、通報・届け出の数は103件(2023年度比マイナス15件)で、このうち県が虐待と認定したのは20件(2023年度比マイナス7件)でした。虐待認定件数の内訳で最も多かったのは身体的虐待と心理的虐待でそれぞれ11件(重複あり)でした。

 また2024年度の岡山県の全ての高齢者福祉施設のうち、施設で働く人による入所などへの虐待は、通報・届け出の数は38件(2023年度比マイナス19件)で、このうち県が虐待と認定したのは18件(2023年度比マイナス10件)でした。

 岡山県では年に1回事業者への集団指導を行っていて、県の担当者は「研修や指導などを通じ事業者の虐待防止への意識の高まりは感じているものの、虐待の相談件数や認定件数は全国的に増加傾向にある」「今後も研修などを通じて虐待の未然防止に努めていきたい」としています。

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