子どもたちの創造力を育もうと、香川県が毎年開いている「香川の発明くふう展」の受賞者が決定しました。81回目となる今回は、60点の応募がありました。
香川県知事賞に選ばれたのは、三豊市少年少女発明クラブに所属する小学5年生・鶴岡澪さんの「らくらく詰め替えスタンド」です。シャンプーやボディソープを詰め替える際に、最後に袋に残った液を磁石にはさんで出し切るという発明品です。
香川県教育委員会教育長賞に選ばれたのは、高松工芸高校3年生の今井元樹さんと西内啓喜さんの共作、「押しボタン点字ブロック」です。横断歩道を渡る際に、押しボタンを押さなくても、点字ブロックに3秒乗ると信号が変わるという発明品です。目の不自由な人が、点字ブロックから離れた位置や車道の近くにある押しボタンを探す時の危険を減らしたいと発明したそうです。
この他、18点の作品に賞が与えられました。作品は、11月8日は香川産業頭脳化センタービル(高松市栗林町)、11月18日~24日は大西・アオイ記念館(高松市上林町)で展示されます。