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坂出市の老人ホームで食中毒 5人が下痢や嘔吐など 同じ給食会社で3度目 香川

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 香川県は、坂出市の特別養護老人ホームで、入所者5名が食中毒を発症したと発表しました。中讃保健所は、この老人ホームに食事を提供している坂出市の「サンフードサービス」の1店舗に18日からの3日間、営業を停止する処分を行いました。「サンフードサービス」は坂出市で過去に2回、食中毒で営業停止処分になっています。

 県によると、10月15日16時半ごろ、坂出市内の医療機関から「当院の患者1名からサルモネラ属菌が検出された」と中讃保健所に連絡がありました。

 中讃保健所が調査したところ、10月6日から8日の間に入所者の男性3人と女性2人の合わせて5人に、下痢や発熱、吐き気、嘔吐の症状が出ていたことがわかりました。うち1人は入院しましたが、全員快方に向かっているということです。

 患者の便からサルモネラ属菌が検出されたことなどから、中讃保健所は給食施設「サンフードサービス」を原因とする食中毒と断定し、3日間の営業停止処分と掃除・食品廃棄などの指導を行ったということです。

 2020年と2023年にも「サンフードサービス」の別店舗(坂出市)が提供した給食を原因として、老人ホームで食中毒が発生しています。

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