交際相手の女性の顔などを叩いてけがをさせた香川県さぬき市の公立中学校の男性教諭(29)を、香川県教育委員会は20日付で、減給10分の1、3カ月の懲戒処分にしました。
香川県教委と警察によると、男性教諭は2025年7月23日夜、高松市を移動中の車内で、交際相手の女性の顔面などを複数回叩いて5日間のけがをさせた疑いで8月に逮捕。8月27日付で、高松区検に傷害の罪で略式起訴され、高松簡裁から罰金10万円の略式命令を受けました。
県教委の聞き取りに対し、男性教諭は事実関係を認め、「身勝手な行為によって信頼を裏切ることになり申し訳なく思う。信頼回復に向け職務に向き合おうと考えている」と話しているということです。
県教委は「児童生徒を教え導くという立場にある教育公務員として決してあってはならない事案であり、深くお詫びしたい」としています。
さぬき市教委から県教委への報告によると、男性教諭はクラス担任を副担任に引き継ぎ、2025年度末まで研修などを行う予定だということです。