11月13日に東京都で開催された「日本セキュリティ大賞2025 サミット&アワード」で香川大学サイバー防犯ボランティアSETOKUがセキュリティ人材育成部門の優秀賞を受賞しました。
この賞は、地道ながらも優れたセキュリティガバナンス、運用プロセス、人材育成の仕組みなどを構築している組織の取り組みに光を当て、その知見を広く社会に共有することで、日本全体のセキュリティレベル向上に貢献することを目的としています。
SETOKUは、SEcurity Team Of Kagawa Universityの略称で、2021年に香川大学生によって結成されたサイバー防犯ボランティアです。
受賞理由として、「産学官連携により、地域の小学校17校で啓発活動を展開するなど、地域に根ざしたボランティア活動を通じて子供たちの意識向上に大きく貢献して、その社会的意義は極めて大きい」という点が高く評価されました。国立大学では初の受賞となります。
SETOKUで代表を務める創造工学部2年の佐藤璃音さんは「次代のサイバーセキュリティ―を担う人をどう育てるか」というテーマでパネルディスカッションに登壇し、SETOKUの活動内容や、直面した壁、その突破の鍵、得られた成果について広くアピールしました。