自分らしく生き抜くための「人生会議」について知ってもらおうと、厚生労働省などが24日、高松市でイベントを開きました。
「人生会議」とは自分で意思表示ができなくなった時のため、自分が望む医療やケアについて前もって考え、家族などと話し合って共有する取り組みです。厚労省が普及啓発を進めています。
元バレーボール女子日本代表の大山加奈さんがゲストとして登壇し、家族の看病や子育てなどの経験を通して、自分らしく生きるために大切だと考えていることを話しました。
(元バレーボール女子日本代表/大山加奈さん)
「自分と違う意見を持つ人に対して否定してしまうところがあるんですよね。ていうのでキャプテンとして苦しんできた経験もあったんですけど、だからこそ自分と違う考えを持つ人に対してその意見もいいねとか、そういう考え方もありだねってまず認めることは意識してますね」
参加者は、「もしもの時」のことを話し合うのは自分のためだけではなく家族や周りの人のためにもなることや、自分の意思や価値観を理解してくれる人に大切にしたいことを共有する重要性などを学んでいました。