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病院の医薬品を横領した職員2人に約1億8800万円の支払い命じる判決 高松地裁

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 医薬品を横領したとして、高松市の病院が当時勤めていた職員2人に損害賠償を求めていた裁判で、高松地方裁判所が4日、約1億8800万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。

 支払いを命じられたのは、KKR高松病院の元薬剤科局長(60)と元主任(49)です。

 判決によりますと、2人は2016年12月ごろから2022年11月にかけて、KKR高松病院から医薬品を不正に持ち出し、業者に転売していました。被害額は3億円を超えていました。

 病院を運営する国家公務員共済組合連合会は、弁済された額を差し引いた分など損害賠償を請求していました。

 12月4日の判決で高松地裁は、請求通りの約1億8800万円の支払いを命じました。

 2023年に高松地方裁判所で行われた刑事裁判で、元薬剤科局長は業務上横領の罪で懲役3年・執行猶予5年、元主任は懲役3年・執行猶予4年の判決を受けました。

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