林野火災を防ぐための訓練が14日、岡山県玉野市で行われました。
(記者リポート)
「林野火災の訓練が行われる公園です。対応力を高めるために隊員には出火場所などが知らされていません。あの辺りで火事が起こる想定です」
秋の火災予防運動にあわせ玉野市消防本部が毎年行っている訓練で、消防車両5台と消防隊員約30人が出動しました。
隊員は出火場所を確認すると、近くの池からポンプで吸水し、ホースをつないで放水しました。
玉野市では、2025年に入って13日までに22件の火災が発生しています。そのうち2件が山林火災です。
3月に岡山市南区で発生した大規模な山火事は玉野市にも延焼し、市内で14haが焼損しました。
(玉野市消防本部/林 大輔 次長)
「これから秋の時期は空気が乾燥して風の強い日も多いです。火の取り扱いには十分注意をしていただいて、貴重な財産を守っていただきたい」