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大正時代の改修工事から100年 流域の歩みを特集 書籍「高梁川」発行 

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 高梁川流域連盟は、12月15日、機関誌「高梁川」を発行しました。流域に暮らす人の連帯意識を育み、文化向上を図るのを目的に、年1回発行しているものです。

 2025年は、明治・大正期に行った高梁川の改修工事の完了(1925年)から100年になることにちなみ、改修の経緯、その後の流域の産業・物流・文化の発展、災害に悩まされた歴史などを考える内容になっています。

 総社市まちかど郷土館の浅野智英館長は、〝高梁川”という名称が、廃藩置県後の1869年、備中松山藩が〝高梁”と呼ばれるようになってから一般的に使われるようになったこと、古代には「川嶋河」などとも呼ばれ、日本書紀巻十一に〝備中国川嶋河”の表記があることなどを紹介しています。

 「高梁川」は1250部の発行、価格は1430円です。倉敷市、高梁市、総社市、岡山市などの県内16書店で販売しています。問い合わせは高梁川流域連盟(086-426-3845・倉敷市教育委員会生涯学習課内)まで。

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