梅雨の時期を前に、高梁川流域にある4市の市長が、大雨への備えについて国や岡山県と意見を交換しました。
意見交換会は、2018年の西日本豪雨以降、毎年開かれています。15日は高梁川流域の倉敷市、総社市、新見市、高梁市の市長と、中国地方整備局や岡山県の担当者らが出席しました。
西日本豪雨から5年となる2023年度は、高梁川と小田川の合流点の付け替え工事や、関連する堤防の工事などが完成する予定です。
会合では、中国地方整備局の担当者が、全ての工事が予定通り進んでいることを報告しました。
一方、高梁川に架かる川辺橋の橋脚が傾き、5月8日から通行止めになっていることについて、総社市の片岡市長と倉敷市の伊東市長が、県に早い段階での対策を要望しました。
(倉敷市/伊東香織 市長)
「出水期のかなり前の今の時期にあれだけ大きな雨が降って実際に川辺橋が傾くと。(対策を)なるべく前倒し前倒しで早くしていただけるように(要望した)」