香川労働局によりますと、香川県の2025年11月の有効求人倍率は、1.36倍(季節調整値)で、前月より0.05ポイント低下しました(全国平均は1.18倍)。
香川労働局は、県の雇用情勢判断を「求人が求職を上回って推移しているものの、このところ持ち直しの動きに弱さがみられる。今後も物価上昇等が雇用に与える影響に留意する必要がある」と1年6カ月ぶりに判断を引き下げました。
新規求人数は6854人で、前年同月比13.2%減と4カ月連続で減少しました。有効求人数は2万1851人で前年同月に比べ4.3%減少しています。産業別にみると、建設業は受注増により求人が増えた一方、サービス業は労働者派遣業で受注が減るなどして求人が減少しました。
新規求職者数は2784人で、前年同月比2.7%減と4カ月連続で減少しました。有効求職者数は1万5347人で前年同月に比べ2.0%増加しています。