旧香川県立体育館の解体工事で監理業務の指名競争入札が「不調」に終わったことが分かりました。香川県は「解体工事の開始が遅れることはない」としています。
監理業務は、解体工事が安全、適正に行われているかを確認、指導するものです。香川県は20日、旧県立体育館の解体工事の監理業務について高松市の建築設計事務所12社による指名競争入札を行いました。
このうち10社が「辞退」または「不参加」で、応札した2社のうち、1社が最低制限価格未満で失格。もう1社も予定価格を上回って「不調」となりました。
KSBが辞退した複数の事務所に理由を聞いたところ「解体の難易度が高く、責任を持って工事監理できないと思った」「個人的には残せるものなら残った方がいいと思っていて関わりたくない」「矢面に立ちたくない」などの声がありました。
香川県営繕課は再び入札を行うかどうかなど今後の対応は検討中としていますが、監理業務を県職員が行うこともあるため、入札不調により「解体工事の開始が遅れることはない」と説明しています。
旧香川県立体育館の解体工事について県が12月、高松市の合田工務店と8億4700万円で請負契約を結びました。工期は2027年9月までの予定ですが、いつ工事を始めるかはまだ決まっていないということです。