青いアメリカザリガニを見つけたのは、生き物をテーマにしたイベントや教育活動などを行う「岡山@生き物係」の柏雄介さん(40)です。
淡水魚の調査・研究をしている柏さんは、2026年6月初旬、岡山市北区で、生息している稚魚の魚種を確認するため用水路を眺めていたところ、青いザリガニの脱皮殻が水に浮かんでいるのに気が付きました。
殻があるなら生きた個体がいるかもしれないと考えた柏さんは、時おり、同じ用水路を確認していたところ、6月23日、土が堆積した場所で‶モゾモゾ”と動く青いザリガニに気づき、サンダルで入って捕まえたということです。
青いアメリカザリガニは、6月25日から、岡山市北区伊島町の「人と科学の未来館サイピア」で公開しています。
アメリカザリガニは、条件付き特定外来生物に指定されていて野外に放すことなどが禁止されているため死ぬまで展示される予定です。
【青いアメリカザリガニの謎】
アメリカザリガニは水草などを食べることで、アスタキサンチンという赤い色素を体内に作ります。ところが、生息場所に水草が少ないと青くなる場合があります。遺伝的に体内でアスタキサンチンをつくる能力が低い場合にも青くなる場合があります。
柏さんが、青いアメリカザリガニを見つけた場所では、2023年にもサイピアの学芸員・岡成美さんが、青いザリガニを発見しています。柏さんは、この場所の環境に要因があるのではないかとみて、調べてみたいと話しています。