東京商工リサーチは6月26日、香川県の企業を対象にした採用に関するアンケート調査の結果を発表しました。6月1日から8日までインターネットで調査を実施し、61社から得られた有効回答を集計・分析したものです。
発表によりますと、従業員の定着率が高い採用方法は「大差ない(34.9%)」という回答を除き、従業員が知り合いを紹介する「リファラル採用」が17.5%で最も高くなりました。次いで「ハローワークを通じた中途採用」が15.9%、「新規採用」が14.3%となっています。「転職エージェンシーからの紹介」は4.8%と5番目にとどまりました。
従業員の紹介による「リファラル採用」や、退職した従業員を再雇用する「アルムナイ採用」を取り入れているかを聞いた質問では「両方を取り入れている」と答えた企業は61社中20社、「リファラル採用のみ」が10社で、ほぼ半数が「リファラル採用」を取り入れていました。一方で「両方取り入れていない」と答えた企業は27社で、多様化する採用方法への対応が分かれている状況が見られたとしています。
東京商工リサーチは「若者の県外流出などにより、人材の確保はより困難な状況にあるが、自社の成長戦略に合わせた採用方法を選択し、ミスマッチを減らすことで定着率の改善を図ることが求められる」としています。