井原鉄道によりますと、21日午前8時すぎ、井原線下り列車(2両編成)が吉備真備駅(岡山・倉敷市真備町箭田)に到着した際、降車した乗客から「先ほど、石が当たったような音がした」と運転士に申し出がありました。
井原駅(岡山・井原市七日市町)で、車両を点検しましたが異常は見つからず、神辺駅(広島・福山市神辺町川南)まで運転して折り返し、「早雲の里荏原駅」(井原市東江原町)で、車両1両を切り離し、入庫しました。
その後、運転士が車両を点検したところ、車両の床下に取り付けている空気圧縮機(ブレーキを作動させるための圧縮空気を作る)を動かすための鉄製の部品「ブーリー」を落としてなくなっていることが分かりました。
部品は直径28cm、厚さ8.5cm、重さ14kgで、吉備真備駅の東側約600mの線路脇で発見され、回収されました。落下による線路設備の異常は確認されていません。
当該列車には約50人の乗客がいましたが、けが人はおらず、列車の遅れや運休などは発生していません。
井原鉄道は部品を取り付けていた軸が折れたのが原因とみて詳しく調べています。他の全車両(11両)については緊急点検を行い、異常がないことを確認したということです。