建物への放火を繰り返し、1億円以上をだましとるなどした罪に問われている元保険調査員の男の裁判が、20日岡山地裁で始まりました。男は起訴内容を認めました。
非現住建造物等放火と詐欺などの罪に問われているのは、住居不定で元保険調査員の男(55)です。
起訴状などによると、元保険調査員は2022年から23年にかけて岡山県など1道3県で建物への放火を繰り返した上、共済金など1億2800万円余りをだましとるなどした罪に問われています。
元保険調査員は男2人と共謀したとみられていて、うち1人(28)は執行猶予付きの判決が確定し、もう1人の男(58)は裁判の日程が決まっていません。
20日の初公判で、元保険調査員は起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で「元保険調査員は仕事を通じて男(58)と知り合い、火災調査の実情や自身が借金で困っていることを話していた。男(58)から放火・保険金詐欺の話を持ち掛けられ犯行に及んだ。火災後、男(58)に調査会社とのやりとりの方法を教えた」などと事件の経緯を説明しました。
次の公判は9月3日に開かれ、被告人質問が行われる予定です。