香川大学などが香川県全域をまるごと「ジオパーク」にする構想を進めています。「ジオサイト」として選定するスポットを東かがわ市の海などから調べました。
(松木梨菜リポート)
「これからこちらの船に乗り込んで調査を行います」
東かがわ市の海域で調査したのは、香川大学の長谷川特命教授や東かがわ市の職員ら15人です。
長谷川特命教授らは大地の成り立ち「ジオ」と、自然や文化を結びつけたストーリーを観光などに活用することを目指しています。
20日は「ジオサイト」として香川県内外にPRする5カ所の候補地を回りました。
(松木梨菜リポート)
「あちらにしましまの模様が見えます。白っぽい花こう岩の中にマグマが入りこんでできたものなんです」
国の天然記念物に指定されている「ランプロファイア岩脈」という地質の名所です。地質としての価値や教育・観光価値の高さなど6つの観点について評価しました。
(讃岐ジオパーク構想推進準備委員会/香川大学特命教授 長谷川修一 委員長)
「1億年前、地下でのできごとがここで見られるんですよ」
この他、花こう岩と、断層運動に伴いできた地層が一緒に露出している場所なども調査しました。
長谷川特命教授は、2034年の「ユネスコ世界ジオパーク」認定を目指し、香川県などと連携して「讃岐ジオパーク構想推進準備委員会」を立ち上げています。
2026年度は香川県内のジオサイトの候補地をリストアップする調査を行います。
(讃岐ジオパーク構想推進準備委員会/香川大学特命教授 長谷川修一 委員長)
「(香川には)見慣れた景色の中に地球活動の歴史。こんなにもユネスコ世界ジオパークになるほどの、地球の記憶が詰まった場所なんだと知っていただければと思っています」