ロッキード事件の捜査に携わり、退官後は福祉活動に尽力した元東京地検特捜部の検事の堀田力さんが先月、亡くなりました。90歳でした。
堀田さんは京都府出身で、1961年に検事に任官し、1976年に田中角栄元総理が逮捕されたロッキード事件の捜査にも携わりました。
東京地検特捜部の副部長や法務省の官房長などを歴任し、1991年に退官しました。
退官後は「さわやか福祉推進センター」、現在の「さわやか福祉財団」を立ち上げ、30年以上にわたって福祉活動に尽力してきました。
堀田さんは病気療養中でしたが、先月24日に老衰のため亡くなったということです。90歳でした。
葬儀は近親者のみで営まれ、後日、お別れの会が開かれるということです。