ノーベル平和賞の授賞式を前に、受賞する日本被団協をテーマにした展示会が報道陣に公開されました。
授賞式を翌日に控えた9日、ノルウェーの首都オスロにあるノーベル平和センターでは「人類へのメッセージ」と題された平和賞展が報道陣に公開されました。
被団協の活動の歩みや被爆者が描いた「原爆の絵」の紹介、建築家の隈研吾さんによる広島の木材に被爆者の証言を記したオブジェなどが展示されています。
平和賞展 展示担当 ヘンリク・トレイモさん 「被団協の人たちは自分たちのためだけでなく、人類、世界のために行動してきた。若い人たちにも核兵器をなくすというテーマに参加してもらい、語り続けることの重要性を感じもらいたい」
一般公開は12日から行われ、開幕式では田中熙巳さんらがあいさつをする予定です。