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拘束か出頭か 詰めの交渉進む 尹大統領への拘束令状再執行

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 韓国の非常戒厳を巡り、「内乱」の疑いで合同捜査本部が尹(ユン)大統領の身辺に迫っています。ソウルから最新情報です。

 (山本志門記者報告)  合同捜査本部側の捜査官がすでに大統領公邸の建物の中に入っていて、現在、大統領側の弁護団と詰めの交渉を行っています。

 捜査当局側はあくまでも令状を元に、大統領の拘束という形にこだわっています。

 ただ、尹大統領側は、まず捜査当局が公邸から撤収すれば午前中にも「自ら出頭する」との意向を示しています。

 そのうえで「出頭前に国民の前で自らが説明する」としていて、どちらが主導権を取るかを巡って交渉が難航しているとみられます。

 15日午前5時半から始まった拘束令状の執行ですが、捜査当局の説明によりますと「今月3日に失敗した1度目の執行と異なり、今回は積極的に妨害する警護庁の職員はなかったと、物理的衝突は無かった」と明らかにしました。

 当初、相当時間がかかるとみられていましたが、警護チームが体を張る形で抵抗しなかったことが、公邸の建物への侵入につながった形で、拘束に向けた最後の山場を迎えています。

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