28日の東京株式市場の日経平均株価は大幅に値下がりしました。
前日のニューヨーク市場で中国の新興企業「ディープシーク」が低コストのAI(人工知能)を開発したと伝わったことで、先行するアメリカ企業の優位性に対する警戒感が広がりました。
半導体大手「エヌビディア」の株価が約17%安と急落するなど、ハイテク株が大きく下落しました。
この流れを受け、東京市場でも半導体関連株を中心に売りが進んだことで一時、下げ幅が600円を超え、節目の3万9000円台を割り込みました。
その後も安値圏での取引が続いて結局、終値は27日より548円安い3万9016円でした。3営業日連続の値下がりです。
外国為替市場はアメリカの長期金利の動きに合わせて売り買いが交錯する展開となり、28日午後4時時点で1ドル=155円台で推移しています。