第一生命ホールディングスは2025年度に平均約7%の賃上げを実施する方針を固めました。初任給も大手生命保険では最高水準に引き上げる方針です。
賃上げは3年連続で、国内の営業職員約3万9000人と内勤職員約1万4000人が対象となります。
平均約7%の賃上げには一律1万円のベースアップ(ベア)も含まれていて、現在行われている労働組合との協議を経て正式に決まる予定です。
また、ベースアップの引き上げに伴い、固定残業代を含む新卒社員の初任給もこれまでの32万1410円から33万5560円に引き上げる方針です。
大手生命保険の初任給では、明治安田生命の33万2000円(固定残業代含む)を超えて最高水準となります。