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ホンダ・日産 経営統合“破談” 三菱自含めた協業形態の検討も終了

経済

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 ホンダと日産が協議を続けてきた経営統合について両社は13日、正式に協議の打ち切りを発表しました。

 ホンダと日産は当初、新たな持ち株会社の下に2社が入ることを前提にしていました。

 しかし、ホンダが日産を子会社化する案に対して日産側の反発があったことなどから、両社は経営統合検討の白紙を正式に決めました。

 両社は「意思決定や経営の施策実行のスピードを優先するためには、経営統合の実行を見送ることが適切であると判断した」と説明しました。

本田技研工業 三部敏宏社長 「大変残念に思っております。いったん始めた以上、必ず成功に導くという我々の強い信念からすると、株式交換(子会社化)という手段しかないというふうにホンダでは考えておりました」

日産自動車 内田誠社長 「今回、同じ方向にいけなかったことは非常に残念ではある」

 経営統合協議の打ち切りを決定づけた子会社化について、ホンダの三部社長は協議が進まないなかで「強い決意、覚悟を込めた提案だった」と述べ、日産の内田社長は「日産が持つポテンシャルを最大限に引き出すことができるのか、最後まで確信を持てなかった」と話しました。

 両社は去年8月に発表したソフトウェア開発や電動化での協業は続ける方針です。

 また、両社の経営統合の協議に加わるか検討していた三菱自動車の加藤社長は「少し残念な気持ち」と述べ、「我々も何らかの形で合流していくことがベストだと考えていた」と述べました。

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