子どもたちの発育や健康状態などを調べる2024年度の学校保健統計調査によりますと、香川県の視力1.0未満の子どもの割合は、小学生が35.9%、中学生が56.1%、高校生が73.1%でした。小学生は前年度より減少したものの、中学・高校生は増加しました。高校生は全国平均(71.06%)を上回っています。
県教委保健体育課によりますと、外遊びの時間が長い子どもは近視になる率が低い傾向があることから、休み時間などに運動場で遊ぶよう呼びかけるなどして視力低下を抑えたいとしています。
調査は、香川県内の幼稚園~高校の約3割にあたる149園・校を対象に行い、約6万3500人分のデータを分析しました。