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石見銀山跡の柵をすぐに修繕しなかったか 観光の女性死亡 市の男性職員2人書類送検

社会

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 島根県大田市の石見銀山遺跡で、女性が柵にもたれかかった際に柵が折れて川に転落して死亡した事故で、警察は大田市役所の男性職員2人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。

 大田市役所職員の55歳男性と41歳の男性は、石見銀山遺跡に設置された柵が腐食していて修繕の必要があると分かっていながら業務を怠ったとして、書類送検されました。

 警察によりますと、2023年3月、愛知県から観光で訪れた68歳の女性が川沿いの木製の柵にもたれかかったところ、柵が折れておよそ4メートル下の銀山川に転落して死亡しました。

 男性2人は大田市が管理する道路や橋を点検し、補修するなどの業務にあたっていました。

 現場の柵は市が2021年に川への転落防止のために設置したもので、木材の腐食が確認された後、カラーコーンを置いて注意喚起をしていましたが、修繕工事はすぐに行われなかったということです。

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