岡山市の岡山後楽園で春の訪れを告げる「松のこも焼き」が行われました。
午前10時、造園業者が園内の約240本の松に巻かれた「こも」を取り外していきます。
「こも焼き」は「こも」の中に誘いこんだ虫を3月の「啓蟄」の前に焼いて駆除する伝統的な行事です。集めた「こも」に火をつけると炎と煙が上がります。
訪れた人は春の訪れを告げる風物詩の様子を撮影していました。
(訪れた人は―)
「この前ね、この芝焼きを見に来たんですけど、これもあるというんでまた楽しみに来ました」
「(Q.どこから来られました?)台湾。(Q.見てどうです?)面白い。初めて見ました」
「ちょっと感動があります。『待春』、春を待つでいいかなと思います」