神奈川県愛川町の古民家では、来月の桃の節句に合わせて「つるし雛(びな)」が展示されました。
国の登録有形文化財である「古民家山十邸」に飾られたのは色鮮やかな「つるし雛」です。
「つるし雛」は女の子の健やかな成長と幸せを願って、布で作った縁起ものの飾りをつるしたものです。
「干支(えと)」や「毬(まり)」などの華やかで可愛らしい飾りが並んだ「つるし雛」は、地元の手芸サークルの作品です。
その周りには、町民から寄贈されたひな人形も飾られています。
訪れた人は、一つひとつ色や形の異なる飾りをゆっくりと見て楽しんでいました。
この展示は来月10日まで行われます。