青森県の病院で殺人事件を隠そうとしたとして元院長と主治医が逮捕された事件で、主治医の男の自宅で家宅捜索が行われました。
石山隆容疑者(61)と弟の石山哲容疑者(60)はおととし、八戸市の病院で入院患者同士の殺人事件が起きた際、共謀して虚偽の死亡診断書を作成し、事件を隠そうとした疑いが持たれています。
警察は17日、殺害された男性の主治医だった石山哲容疑者の自宅を本人立ち合いのもと約45分間にわたって家宅捜索しました。
捜査関係者によりますと、事件当時の病院内は逮捕された2人に対して何も言えない、逆らえないような状況だったということです。